上がった、下がったと大騒ぎする投資家から、基礎を理解し、シンプルに動く、洗練された大人の投資家をめざしましょう。世界最大の米国経済は、景気サイクルによって動いています。この景気サイクルを一番理解しやすいのが、FRBの金利の動きです。これまでも、実感があると思いますが、景気が悪いときは金利が低く、景気が良いときは金利が高いというのが、一般的です。
これは、皆様が難しい景気判断をしなくても、様々な情報チャンネル・分析力をもち、優秀な人材を揃えたFRBが、景気の状況をみて金融政策(金利の水準)を決めていますので、FRBが決める金利の動きをみますと、自ずと大まかな景気の状況が判断できるというわけです。つまり、個人投資家が大きな間違いを犯さないためには、FRBの金利の動きを観察するのが、一番なのです。
例えば、5%だった政策金利が、1%へと下がってゆくような状況があったとしましょう。金利が下がって行くときは、景気が悪化しているわけですから、このようなときにリスクをとって投資するのは、非常に危険です。ごく一部の投資先をのぞいて、大半の投資先が損失を拡大させる傾向にあります。
一方、反対に1%から5%へと金利が段階的に上昇しているときは、リターンとの見合いでリスクをとることも、ひとつの判断です。
現実には、そのときにより、FRBの政策金利の推移の形状が異なり、一回の政策金利の決定ですべてを判断することは難しいですが、新聞などでみかける金利の階段が、どちらの方向かをみるだけでも、より洗練された投資家になることができます。 (FP会社 にこたま投資コンシェルジュ 児島康孝)
※弊社は独立系のFP会社で、銀行や証券会社ではありません。また、特定の金融商品を勧誘するものではなく、投資の判断は自己責任でお願いいたします。
世界経済については、様々な分析がなされますが、やはり世界経済を決めますのは、世界最大の米国経済の動向です。最近は、中国やインド、ブラジルなどの新興国や、ヨーロッパのEUが注目されることも多いですが、やはり米国の景気サイクルや、経済状況は、最大の注目点です。新興国経済が好調であれば、米国経済の良し悪しはあまり関係ない、というようなことはあり得ません。
株式や為替の動きは、無秩序のようにも見えますが、大きくは景気サイクルの流れに沿っています。景気サイクルの一番わかりやすい目安は、米国のFRBが決めている金利の水準です。金利が非常に低い時期では、徐々に景気は上昇に向かいますし、逆に金利が引き上げられて高い状況では、徐々に景気は下降します。
金利の動きからタイムラグを置いて景気サイクルが動くことを理解しますと、大きな投資の失敗は避けることができます。
わかりにくい為替レートの問題は、USドルと、その他の通貨という見方が必要です。主要通貨は、ドル・ユーロ・円ですが、ユーロや円は、非ドル通貨ということで、ドルの強弱を反映します。つまり、為替レートも、ユーロや円が決めるというよりは、ドルの強弱の状況次第で決まる部分が大きいのです。また、金(ゴールド)も通貨に準じたものであり、非ドル通貨の1つとみることもできます。 オーストラリアドルやニュージーランドドル、カナダドルなどの通貨も、非ドル通貨ではありますが、こうした通貨は変動率が大きく、予想外の動きをすることも多いです。
一般的に、変動率は、債券<為替<株式といわれています。これは、どういうことかといいますと、外債などの債券に投資する場合、利回りが良くても、為替の変動で損失を出すことが考えられます。また、外国株式に投資する場合は、為替リスクが存在しても、為替の変動幅以上に外国株式が上昇することがあるということを示しています。 ということで、変動率は、債券<為替<株式の順といわれています。ただ、リスクの高い一部の債券は、大きく元本を割り込むことがあり、注意が必要です。今回のサブプライムローン関連の金融商品の問題では、日本の個人投資家でこうした金融商品を購入していた方はほとんどいらっしゃいませんが、機関投資家は、年率1割前後をとるために大きなリスクを負っていました。
株式や為替の動きは、無秩序のようにも見えますが、大きくは景気サイクルの流れに沿っています。景気サイクルの一番わかりやすい目安は、米国のFRBが決めている金利の水準です。金利が非常に低い時期では、徐々に景気は上昇に向かいますし、逆に金利が引き上げられて高い状況では、徐々に景気は下降します。
金利の動きからタイムラグを置いて景気サイクルが動くことを理解しますと、大きな投資の失敗は避けることができます。
わかりにくい為替レートの問題は、USドルと、その他の通貨という見方が必要です。主要通貨は、ドル・ユーロ・円ですが、ユーロや円は、非ドル通貨ということで、ドルの強弱を反映します。つまり、為替レートも、ユーロや円が決めるというよりは、ドルの強弱の状況次第で決まる部分が大きいのです。また、金(ゴールド)も通貨に準じたものであり、非ドル通貨の1つとみることもできます。 オーストラリアドルやニュージーランドドル、カナダドルなどの通貨も、非ドル通貨ではありますが、こうした通貨は変動率が大きく、予想外の動きをすることも多いです。
一般的に、変動率は、債券<為替<株式といわれています。これは、どういうことかといいますと、外債などの債券に投資する場合、利回りが良くても、為替の変動で損失を出すことが考えられます。また、外国株式に投資する場合は、為替リスクが存在しても、為替の変動幅以上に外国株式が上昇することがあるということを示しています。 ということで、変動率は、債券<為替<株式の順といわれています。ただ、リスクの高い一部の債券は、大きく元本を割り込むことがあり、注意が必要です。今回のサブプライムローン関連の金融商品の問題では、日本の個人投資家でこうした金融商品を購入していた方はほとんどいらっしゃいませんが、機関投資家は、年率1割前後をとるために大きなリスクを負っていました。






