2008年7月までの時限法。米国「EB-5投資永住権プログラム」とは
経営者の間で、資産運用の一つとして注目されている、コンテンポラリー・アートについて探ってみた。
オークションで高騰し続ける理由そして、何故今、日本の若手作家の作品に人気が集まるのか。
これらの事が引き起こすアート投資の今後の動向に注目してみてはいかがだろうか?
(図1)タカノ綾作品
Arabian Nights and end
2000年/60 x 50 cm
170,550 US$ PREMIUM
Christie's Hong Kong 2007.11.25
Untitled
2003年/53.3 x 45.7 cm
27,400 US$ PREMIUM
Phillips NY 2007.11.16
September
2002年/45.5 x 38.3 cm
124,299 US$ PREMIUM
Christie's Hong Kong 2007.11.25
Fallin manma - Air
2000年/53 x 45.5 cm
201,384 US$ PREMIUM
Christie's Hong Kong 2007.11.25
オークションプライスの格差
 2007年11月は、日本のコンテンポラリー・アート・マーケットにとって、エポックメイキングな月であったかもしれない。2007年11月17日シンワアートオークション・コンテンポラリー・アート(東京)、11月25日クリスティーズ・アジアン・コンテンポラリー・アート(香港)、2007年11月30日エスト―ウェストオークションズ・ポスト・ウォー&コンテンポラリー・アート(東京)で、日本の若手作家の作品が軒並み暴騰したからである。
 この暴騰を牽引しているのは、韓国や台湾のバイヤーであり、彼らの背後にメインランド・チャイナの富裕層顧客が控えていることは明白である。 (Newsweek2007年12月5日号によれば、10億ドル=1000億円以上の資産を有する中国の億万長者は、2007年現在、実に106人もいるという。)実際に、アジア人が日本人作家の作品を購入し、それが価格の高騰に繋がっていると言った事実は、例えば『タカノ綾(1976年生)』作品のオークション・プライスが、以下の通りNYと香港で大きな格差があると言った事実を見てもらえば分かっていただけるであろう。(いずれもカンバスにアクリル作品。クリスティーズ香港の価格は米ドル換算値。)(図1)
なぜ彼らが日本の若手作家を急に購入するようになったのか?
東アジアの人々にとって日本の現代文化は、ファッションにせよ音楽にせよ、最先端を行くクールなものであることに間違いは無い。中国の大都市では、日本のアニメ文化に影響された『おたく』族がすでに市民権を確立していると聞く。これら日本の文化に対する憧憬が、遅ればせながらコンテンポラリー・アートの世界にも伝播してきたものであると言うことは容易に理解できよう。
 しかしながら、本格的なアジア人コレクターにとっての最大の魅力は、日本のコンテンポラリー・アートがまだまだ割安に放置されていると言った点に尽きる。本国である日本国内にコンテンポラリー・アートのコレクターがいないのであるから、日本人作家の流通価格が割安に放置されているのも仕方の無い事である。
 実際、日本の作家がいかに割安に放置されているかは日中両国の代表作家の値段を比較してみれば明白である。例えば、2007年11月13日のクリスティーズPost-War and Contemporary Artイブニング・セールに出展された二つの作品(LOT No.2 vs. No.8)を比較すると以下の通りとなる。(図2)
 では、アジアン・バイヤーの活動が、どれだけ日本人若手作家の作品価格を押し上げているのか?具体例を挙げて検証してみたい。
 石田徹也(1973年―2005年)は、2年前に享年31歳の若さで夭折したアーティストである。彼は、ほとんど無名の若手作家としては異例の事ながら2006年9月NHKの『新日曜美術館』で特集されるやいなや、現在、美術愛好家の中で一大ブームを巻き起こしている。実際、彼の遺作集は、画集としては驚異的な数字に当たる2万5千部を突破して売れている。
 死後、彼の本格的なオークション・デビューはちょうど1年前の2006年11月クリスティーズ香港で、当時は、ほとんど無名に近い作家の作品に10万米ドルの値段(手数料込)が付いたと言うことでマーケットを大いに震撼させたが(この時は日本人コレクターが落札)、1年後の今回、2007年11月30日エスト―ウェスト・オークションズでは海外からのテレフォン・ビッドが実に6500万円(手数料込)もの高値で石田作品を落札したのである。単純に計算しても1年間で6倍もの高騰を演じたことになる。ましてや、売れなかった時代に数十万円で石田作品を購入したコレクターにとっては100倍以上の価格上昇と言っても過言ではない。(図3)
 このように、日本人若手アーティストが脚光を浴びるようになってきたということは、投資という観点から考えた場合、我々日本人にとっては大いなるアドバンテージである。しかしながら、日本の若手作家なら誰の作品でも値上がると言った訳ではない。国際的な流通市場の動向を熟知しなくては、無価値のものを掴ませられるリスクが潜んでいることは言うまでもない。
(図2)
Yoshitomo Nara(奈良美智)
Princess of snooze
2001年
acrylic on canvas 228.6 x 181.6 cm
1,497,000 US$ PREMIUM
Zhang Xiaogang(張暁剛)
Mother with three sons
―The family portrait
1993年
oil on canvas 149.2 x 179.7 cm
3,961,000 US$ PREMIUM
(図3)
Untitled
1996年
acrylic on panel 206 x 146cm
石田徹也
65million ¥ PREMIUM
Art Investment Bankが強力サポート
  そのようなリスクから回避する為には充分な知識と準備が必要となってくる。そこで是非、利用して頂きたいサービスがArt Investment Bank(略称AIB)である。AIBの会員にはコレクターの評価を踏まえた的確なアドバイスと有益な投資情報が提供される。また、作品の選択から、購入、受取、保管、売却まで、一貫してアート・インベストメントをサポートしてくれる心強い企業なのだ。
本物を見てきた審美眼とAIBの豊富な情報を駆使してアート投資を実践してみてはいかがだろうか?


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